SNSは“時間のかかる仕事”なのか?
「SNSって時間がかかる」
これは、よく聞く言葉です。
確かに、写真を撮り、文章を考え、時には動画を編集して投稿する。
片手間にできるものではありません。
私は10年以上SNS発信を続けてきましたが、その道のりは常に試行錯誤でした。
「どうすれば伝わるだろう?」
「どんな視点が響くんだろう?」
そんなことを毎日考えながら投稿し続けてきました。
しかし、SNSが“手間のかかる仕事”かと問われれば、私はこう答えます。
「でも、それ以上に返ってくるものが大きい。」
もちろん、その“返ってくる”はすぐには見えません。
時には数ヶ月、時には数年後に返ってくることもあります。
だからこそ、多くの人はその価値に気づかないままやめてしまうのです。
返ってくる価値は、想像以上に大きい
江口組では、SNSを通して多くの価値を受け取ってきました。
まず、採用。
投稿を見た高校生や大学生から、
「会社の雰囲気がいいですね」
「この人たちと働きたいと思いました」
そんな声をたくさんいただきます。
これは、どれだけ豪華なパンフレットをつくっても得られない信頼です。
SNSだからこそ伝わる“リアル”があるのです。
次に、営業。
SNSを見て興味を持っていただき、問い合わせにつながったケースがいくつもあります。
営業マンが訪問する前に、SNSで信頼を先に届けてくれている。
これこそ、SNSが生み出す“見えない営業力”です。
そして、広報・地域との関係づくり。
工事のお知らせやイベントの様子を発信することで、
「江口組さん、いつもありがとう」
「子どもたちの見学会が楽しそうでしたね」
そんな地域の方々の声に、SNSが橋渡しをしてくれます。
SNSはただの発信ツールではありません。
採用・営業・広報のすべてをつないでくれる“絆の装置”です。
ここまでくると、私はSNSを“コスト”と思ったことは一度もありません。
むしろ
「未来への投資」
それ以外の言葉が見つからないのです。
SNSは未来への投資。だから経営者は“待つ力”を持て
SNSを始めたばかりの企業の経営者から、ときどき相談を受けます。
「なかなか結果が出ない」
「採用につながらない」
「時間の無駄じゃないか?」
気持ちはよくわかります。
経営者は“成果”で判断する生き物ですから。
しかし、SNSは違います。
SNSは、種をまき、水をやり、太陽を当て、少しずつ育っていく“木”のようなもの。
結果が出るまでに時間がかかるのは当たり前なのです。
だから私はこう言います。
「経営者は待つこと。忍耐も大事です。」
焦って「すぐに成果を出せ!」とせかしてしまうと、
担当者は萎縮し、発信は止まり、芽が出る前に枯れてしまいます。
SNSで成果が出るタイミングは、いつも突然です。
・ある投稿がバズった
・ある人の目に留まって取材につながった
・ある動画を見た学生が入社を決意した
・ある住民が江口組の工事に安心感を持ってくれた
これらはすべて、過去の“積み重ね”がつくり出した結果です。
だからこそ、経営者がやるべきはただひとつ。
「育つまで見守ること」
SNSは裏切りません。
継続した企業にだけ、必ず成果を返してくれます。
江口組はその証明です。
最後に・・・
SNSは確かに時間がかかります。
でも、それ以上に大きな未来を連れてきてくれます。
採用、営業、広報。
そのすべてに“信頼”という根っこを育ててくれるのがSNSです。
今日の発信が、明日の会社をつくる。
だから私はこれからも声を大にして伝えたい。
「SNSはコストではなく、未来への投資です」
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!