他喜力という、江口組の大切な言葉

江口組には「他喜力(たきりょく)」という言葉があります。

文字どおり、“自分以外の人を喜ばせる力” のことです。

土木の現場は、丁寧で確実な仕事をするのはもちろんのこと、
「人との関わり」がとても大きい仕事です。

お客様、地域の方、協力会社さん、そして仲間たち。
仕事を進める上で、たくさんの人と日々向き合います。

その中で大切にしているのが、
“相手が思わず笑顔になる瞬間をつくること”。

特別なことをしなくてもいい。
派手なことをしなくてもいい。

ちょっとした気づかいや声かけ、
相手を思った気持ちが、現場の空気を変えます。

江口組の現場には、その「他喜力」が溢れています。

それは会社の理念でもあり、文化でもあり、
そして、働く仲間一人ひとりの誇りでもあります。

声かけ・心配り・丁寧な仕事が生む“笑顔”

「他喜力」という言葉を聞くと、
すごく大げさなことをしなきゃいけないように思われがちです。

でも実は、そうじゃありません。

朝、現場前で掃除をしている地域の方に
「おはようございます!」と元気に挨拶することも他喜力。
道路を渡ろうとしているお年寄りに、重機を止めて丁寧に手を振って誘導することも他喜力。
仲間が困っていたら、自分の手を止めてでも駆け寄るのも他喜力。

土木の仕事は、誰かが見ていないところでの積み重ねの連続です。

そこで「どうせ分からないから」と手を抜くのではなく、
「見えないところこそ丁寧に」と心を込める。

この“手間を惜しまない姿勢”こそ、
お客様の安心や地域の信頼につながっていきます。

たとえば、
工事の説明をするときに「難しい言葉」で話してしまうと相手は不安になります。

でも、分かりやすく丁寧に伝えると、一気に心が近づきます。

たとえば、
工事の音で迷惑をかけたとき、黙って作業を進めるのではなく、
「ご迷惑おかけし申し訳ありません」と一言添える。
その一言だけで、相手の表情が柔らかく変わります。

他喜力は、気づいた人がその瞬間に発揮できる力。

そしてそれは、小さな行動の積み重ねで、

いつの間にか“江口組らしさ”として相手に伝わっています。

誰かの笑顔のために動ける人が、現場を変える

私はこれまでたくさんの現場を見てきましたが、
良い現場には共通点があります。

それは、
“誰かの笑顔のために動ける人がいる”ということです。

現場の空気が明るく、
仲間同士の声かけが自然と生まれ、
地域の方にも安心して見てもらえるような現場。

そんな現場には、必ず「他喜力」を持つ人がいます。

その人がいるだけで、
現場は安全になり、明るくなり、
仕事の質までもが高くなっていく。

そして、その姿を見て周囲の仲間も変わります。

「自分も誰かのために動いてみよう」と思える。

他喜力は連鎖する力なのです。

江口組が大切にしているのは、
ただ技術を持った人を育てるだけではありません。

“誰かを喜ばせる心を持った人”を育てること。

技術は教えられます。
経験は積めます。

でも、他喜力はその人の心の中に芽生えたときにしか育ちません。

だからこそ、
今日も私たちは現場で「他喜力全開」で動きます。

お客様のために。
地域のために。
仲間のために。
そして、未来の技術者たちに誇れる現場をつくるために。

江口組の原動力は、「人を喜ばせたい」という気持ちです。

それが現場を変え、会社を強くし、
地域の信頼を育ててきました。

今日も誰かが、江口組の誰かの小さな行動で笑顔になる。

その瞬間をつくるために
他喜力、全開で。

 

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