緊張の中にある“本気”を見た
先日、江口組では高校生を対象とした採用面接を実施しました。
面接会場に入ってくる一人ひとりの表情を見るたび、毎年こちらも背筋が伸びます。
「失礼します!」と扉の向こうから響く声。
その声の大きさやトーン、表情の中に、その人の“本気”が見えるなって思います。
きっと高校生にとっては初めての面接でしょう。
慣れない環境で、緊張で手が震える生徒もいれば、明るく笑顔で入ってくる生徒もいます。
どちらも立派です。
面接官として感じるのは、「この子たちはこの瞬間、自分の未来に向かって全力で立ち向かっている」ということ。
その真剣な姿に、私たちも自然と胸が熱くなります。
面接という場は、決して「試される場所」だけではありません。
自分の努力を言葉にし、これまでの歩みを振り返る“成長の時間”でもあります。
だからこそ、緊張するのは当たり前。
でもその緊張の奥にある“本気”は、必ず伝わります。
完璧な言葉よりも、素直な気持ちを
面接をしていると、「もっと上手に話せたら…」「うまく答えられなかった…」と悔しそうに帰る生徒もいます。
でもね、面接官の立場から言わせてもらうと、そんなに心配しなくて大丈夫です。
私たちが見ているのは、上手な言葉ではなく、素直な気持ちです。
「自分はまだ未熟だけど、これから頑張りたい」
「地元で働いて、人の役に立ちたい」
そんなまっすぐな言葉に、心を打たれることが多いんです。
そして、やっぱり印象に残るのは“元気”。
明るく「はい!」と返事をするだけで、その場の空気が変わります。
声の大きさ、姿勢、目の輝き。全部がその人の“やる気”を伝えてくれる。
逆に、どんなに立派な言葉を並べても、元気がないと気持ちが伝わりにくいものです。
採用面接は、テストの点数で決まる世界ではありません。
「一緒に働きたい」と思える人かどうか。
その判断の軸は、“人柄”と“前向きさ”です。
だからこそ、私はいつも心の中でつぶやきます。
「元気な子、いいなぁ」と。
元気が未来を切り拓く
私はこれまで多くの面接に立ち会ってきました。
その中で強く感じるのは、“元気”が人の未来を変える力を持っているということです。
最初は緊張で声が小さかった子が、最後には笑顔で「ありがとうございました!」と帰っていく。
その姿を見るたびに、「きっとこの子は伸びるな」と思います。
なぜなら、元気の裏には“素直さ”と“前向きさ”があるからです。
社会に出ると、壁にぶつかることがたくさんあります。
でも、どんなに苦しいときでも「よし、やってみよう!」と一歩踏み出せる人は、必ず成長します。
江口組が求めているのは、そんな元気で素直な挑戦者です。
面接が終わったあと、私はいつも思います。
「この地域の未来は、きっと明るいな」と。
若い力がまっすぐに未来を見つめている。それだけで嬉しくなるんです。
あなたの元気を待っている
今回、江口組の高校生採用面接を終えて改めて感じました。
“元気”は、何よりも大きな武器です。
それは、経験やスキルがまだ少ない高校生だからこそ、一番輝く力でもあります。
うまく話せなくてもいい。
緊張してもいい。
でも、自分の思いを元気に伝えてください。
「この仕事をやってみたい」「地域のために頑張りたい」
その気持ちは、必ず届きます。
江口組は、そんなあなたの一歩を応援しています。
そして、あなたが未来を切り拓くその瞬間を、心から楽しみにしています。
さあ、胸を張って元気にいこう。
「元気が未来を切り拓く!」
その言葉を合言葉に、これからも一緒に歩んでいきましょう。