いつもと違う靖國神社
今日の靖國神社は、いつもと違う特別な場所でした。
秋季例大祭のため、本殿には錦の御旗が掲げられ、境内には国旗が並び、空気が一段と張りつめているように感じました。
その光景を目にした瞬間、思わず鳥肌が立ちました。
凛とした空気感、そして静かに祈る人々の姿。
そこには、言葉では言い表せない“祈りの重み”がありました。
靖國神社では、春と秋の年二回、英霊に感謝を捧げる「例大祭」が行われます。
この日は、国のために尽くされた多くの方々に改めて感謝を伝える、特別な日。
そんな日にお参りできたことを、本当に貴重なご縁だと感じました。
英霊、そして祖母の兄への祈り
靖國神社を訪れると、自然と手を合わせたくなります。
この国を守ってくれた英霊の方々への感謝。
そして、今自分たちがこうして平和な時代に生きていることへの感謝。
静かな境内に立ちながら、「ありがとうございます」と何度も心の中でつぶやきました。
実は、僕のおばあちゃんの兄も太平洋戦争で命を落としています。
まだ若くして戦地に赴き、そのまま帰らぬ人となりました。
写真でしか見たことはありませんが、靖國に来ると、まるで会いに行けたような不思議な気持ちになります。
東京出張の際には、できるだけ時間をつくって靖國神社を訪れます。
それは、英霊への感謝と同時に、祖母の兄に「また来たよ」と報告するような気持ち。
忙しい日々の中でも、この時間があることで、自分の心が整うのを感じます。
守るという使命を胸に
お参りをすると、いつも心の奥から浮かんでくる言葉があります。
「国を守る」「地域を守る」「会社を守る」「家族を守る」
どんな立場であっても、“守る”という気持ちは同じだと思います。
国を支えてきた先人たちのように、僕たちも自分の場所で、仲間や地域を守り、未来をつないでいく責任がある。
靖國神社で手を合わせるたびに、その想いが強くなります。
錦の御旗が掲げられた本殿を見上げながら思いました。
過去の犠牲の上に今の平和があり、その平和を次の世代につないでいくこと。
それが、今を生きる私たちに託された使命なのだと。
これからも、感謝の心を忘れずに。
守るという言葉を胸に、それぞれの場所で精一杯生きていきたいと思います。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!