走るたびに広がる新しい景色

フルマラソンを通して、これまで大阪、神戸、京都、そして富士山の麓へと走りに行ってきました。

どの大会も、コースも、雰囲気も、応援する地元の人の熱もまったく違います。

有名スポット、また全く知らない場所、知らない街を走ることはどれもが新鮮な体験です。

スタート地点ではいつも、緊張と高揚でいっぱいです。

号砲とともに走り出す瞬間、足音と歓声が重なり、見知らぬ人たちと同じ目標に向かって走っている不思議な一体感が生まれます。

それが、マラソンの魅力の一つだと感じています。

大阪では人の陽気さに元気をもらい、神戸では海風と異国情緒に包まれ、京都では歴史ある街並みと紅葉の美しさに心を奪われました。

富士山マラソンでは、壮大な富士を背に走りながら「この景色を見られるだけで幸せだな」と感じたことを今でも覚えています。

走るたびに、土地の空気を吸い込み、人の優しさに触れ、そして自分の心も整っていく。

それが僕にとってのフルマラソンの“旅”です。

次なる舞台は湘南国際マラソン。サザンと富士を感じて

そして12月、次に走るのは「湘南国際マラソン」。

僕の大好きな桑田佳祐さんの地元茅ヶ崎を走ります。

きっとサザンオールスターズの曲が頭の中に流れまくると思います。

その海沿いのコースは遠くに見える富士山、そして箱根駅伝でおなじみの道も走ります。

想像しただけでワクワクが止まりません。

僕にとってサザンの音楽は、走るときの原動力。

「希望の轍」や「いとしのエリー」を聴くと、不思議と前に進む力が湧いてきます。

湘南の海風を感じながら、音楽とともに走れるなんて最高の時間です。

湘南国際は、ただの大会ではなく“ご褒美ラン”のようなもの。

1年の締めくくりに、自分の走りを振り返りながら、次へのエネルギーをチャージする。

そんな特別な舞台だと思っています。

走ることで、体も心もリセットできる。

仕事でも新しい挑戦をする前には、走る時間が欠かせません。

マラソンの練習は、経営にも似ていて、地道な積み重ねがすべて。

準備を怠れば、どこかで足が止まる。けれど一歩ずつ続けていけば、必ずゴールは見えてくる。

その感覚が、日々の経営の中でも生きています。

夢の舞台・東京マラソンへ

それでも、僕が一番出たいのは「東京マラソン」です。

毎年エントリーしていますが、なかなか当たらない・・・

今年も落選のメールを見て「また外れたか〜」と苦笑い。

でも、それもまた一つの楽しみです。

東京マラソンは、世界が注目する大会。

あの都心のど真ん中を、ランナーが埋め尽くし、沿道には何十万人もの人が声援を送る。

あの光景の中を走れる日を、ずっと夢見ています。

マラソンも、仕事も、人生も同じ。

思い通りにいかないことがあるからこそ、挑戦の価値がある。簡単に手に入るものより、時間をかけて掴んだものほど、心に残る。

次こそは東京のスタートラインに立ちたい。そう思いながら、今日も走り続けています。

走ることで見える景色、出会う人、感じる風。

そのすべてが、僕の人生の財産です。

だからこそ、これからも「走る社長」として、全国の道を駆け抜けながら、新しい発見と出会いを楽しみたいと思います。

 

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