原点は地元・小松
私の原点は、この地元・小松にあります。
小さい頃から何気なく目にしてきた道路、毎日のように渡っていた橋、そして友達と遊んだ川沿いの風景。
それらは子どもの頃の思い出として私の心に刻まれています。
けれど今では、その風景は「ただ見ているもの」ではなくなりました。
私たち江口組の仲間と共に、守り、つくり、未来へとつなげていく存在になったのです。
生まれ育った街で働き、その街の基盤を支える仕事ができる。
これは私にとって、かけがえのない誇りであり、原点を再確認させてくれる大切な実感でもあります。
見慣れた風景が変わる瞬間
子どもの頃は何も考えずに通っていた道や橋。
大人になって、そして仕事を通して改めて向き合うと、その存在の大切さに気づかされます。
大雨で川が増水すれば、地域を守る堤防のありがたさを痛感します。
交通が増えると、道路の維持管理がどれほど人々の暮らしに直結しているかを思い知ります。
橋の補修工事をしているときには、「この橋を毎日渡る人たちが安心できるように」という責任感が湧き上がります。
つまり、子どもの頃から見慣れていた風景は、今では「守る対象」へと変わりました。
そして、その守りを担うのが自分自身であるということに、強い誇りを感じています。
小松のまちを支える工事は、一つひとつが地域の未来と直結しています。
その現場に立てること、仲間と一緒に取り組めることは、本当に幸せなことだと実感しています。
故郷で働ける誇り
多くの人が都会へ出て働く選択をする中で、私は生まれ育った地元・小松に根を下ろし、この街で働いています。
それは単に「地元だから」という理由ではありません。
「この街を守りたい。この街の未来をつくりたい」という強い想いがあるからです。
地域の方々からいただく「ありがとう」の言葉は、どんな報酬にも勝る喜びです。
自分たちがつくった道路を車が走り、補修した橋を人が渡り、整備した河川沿いを子どもたちが元気に駆け回る。
そんな風景を見るたびに、この仕事の尊さと誇りを改めて感じます。
地元で働くことは、単なる職業選択ではなく、自分の生き方そのものです。
江口組の仲間と共に、これからも小松のまちを守り、未来へとつなぐ仕事を続けていきます。
私の原点は、やはりこの小松。
その想いを胸に、これからも誇りを持って働いていきたいと思います。