暗闇を走るナイトマラソン
今回挑戦した「加賀温泉郷ナイトマラソン」
距離は32km、高低差400m。
20kmを登り、12kmを下るという、想像以上にハードなコースでした。
しかも16:00スタートということもあり、だんだんと薄暗くなり、その大半は真っ暗な山道。
昼間のマラソンであれば、風景や沿道の応援が力になりますが、ナイトマラソンは全く違います。
目の前にあるのは小さなヘッドライトの光と、ひたすら続く坂道。孤独に自分の心と体と向き合い続ける時間でした。
4時間ランナーである私にとって、下りの多くは暗闇の中を走り、周りにランナーがいない時は恐怖心しかありません。
「しんどい」「一人ぼっちだ」そんな気持ちが頭をよぎる瞬間もありました。
しかし、その中で本当に救いとなったものがありました。
それが、エイドステーションです!
突然現れる灯りと温かい声援
真っ暗な山道を走っていると、不意に遠くに小さな灯りが見えます。
その灯りに近づくと、そこにはエイドステーションがありました。
飲み物や食べ物が並べられ、そして何より迎えてくれるボランティアの皆さんの笑顔と声援。
「頑張ってください!」
「あと少しですよ!」
その言葉がどれだけ力になったか。
体力が限界に近づいている時でも、気持ちが一気に前向きになり、再び走り出すエネルギーをもらえました。
エイドは単なる補給の場ではなく、心まで充電できる場所でした。
暗闇に突然現れるその光景は、ランナーにとって希望そのもの。あの安心感と温かさは、走った人にしかわからない特別なものだと思います。
また、2〜3kmごとにエイドが設置されていたことは、非常に大きな支えとなりました。
暑さの厳しい大会でこまめに水分補給できたことは、熱中症対策としても欠かせず、完走に直結する重要な要素でした。
完走の裏にある感謝
加賀温泉郷ナイトマラソンは、坂道と暑さがランナーを容赦なく追い詰める大会でした。
ですが、その厳しい大会を走り切ることができたのは、間違いなくボランティアの皆さんのおかげです。
ゴールを迎えた時、胸に浮かんだのは「ありがとう」という言葉でした。
飲み物を差し出してくれた手、夜の中で笑顔を絶やさず応援してくれた姿、その一つ一つが積み重なり、ランナーを支えてくれていたのだと思います。
「完走できたのはボランティアの皆さんのおかげ」
これは決して大げさではありません。本当にその一言に尽きます。
ランナーの達成感の裏には、支えてくれる人たちの存在があります。
この経験を通じて、改めて「人の力に支えられて挑戦できることの尊さ」を感じました。
ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!
心からの感謝を込めて、このブログを届けたいと思います。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!
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