ゴールの瞬間に感じたもの

「加賀温泉郷ナイトマラソンゴール!!」

ついに走り切りました。

加賀温泉郷ナイトマラソン、全32km。

スタート前に抱いていた期待と緊張が、ゴールの瞬間には歓喜と達成感へと変わりました。

400mの高低差を登り切り、そして下り切った先に広がる景色は格別でした!!

だんだんと辺りが暗くなっていく中で、ヘッドライトに照らされた道を進む。

その中で感じる風や空気、そして足に伝わる疲労感さえも、今となっては特別な思い出に変わっています。

まずは、大会を支えてくださったボランティアの皆さんに心から感謝を伝えたいと思います。

給水所や沿道でのサポート、笑顔での声かけ。

本当にありがとうございました。

しんどさを越えた先の景色

今回のマラソンは「とにかく完走」という気持ちで臨みました。

スタートから続く登り坂。

苦手な登り坂。普段のランニングからもできるだけ登りの坂は避けて走るようにしているほど。

だけどこの大会は最初の20kmはひたすら坂を登り続けるコース。

10kmを過ぎたら「ただただしんどい」の一言でした。

足は重く、呼吸は乱れ、何度も「もう止めようかな」とも心が揺れました。

それでも一歩一歩前に進めたのは、「自分はここまで準備してきた」という思いと、沿道から聞こえる応援の声、そして共に走るランナーたちの姿でした。

県民の森を過ぎたあたりからは登りの坂は急勾配に、心臓破りの坂と言っていいくらい!

流石にここでは歩くようになってしまいましたが、これを登り切り、そして迎えた頂上。

苦しさの連続の先に待っていた景色は、それまでの疲れを吹き飛ばすような輝きを放っていました。

頂上に立った瞬間の達成感は、言葉にできないほど大きく、「走ってきて良かった」と心から思える瞬間でした。

二度の達成感をくれた大会

そこからは10kmの下り坂を駆け抜け、ついにゴールが見えてきました。

足は限界に近づいていましたが、ゴールラインを越えた瞬間、全身を包んだのは圧倒的な達成感。

頂上にたどり着いたときの感動に続き、ゴールでもう一度味わえる!!

ひとつの大会で二度も達成感を感じられるマラソンなんて、なかなかありません。

登り切った瞬間、ゴールした瞬間。二度も心を震わせてくれた加賀温泉郷ナイトマラソンは、忘れられない大会となりました。

応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

そして一緒に走ったランナーの皆さんも、本当にお疲れさまでした。

それぞれの挑戦、それぞれの達成感が、この大会を特別なものにしてくれたと思います。

これだけしんどかった大会でしたが、また来年、この地で同じ感動を味わえるよう、走ろうかなっていう思いになっています。

次は来月の東京レガシーハーフマラソン。初めてのハーフマラソンに向けてまずは体をゆっくり休め、準備していきます!

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます!

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