工事だけでは終わらないつながり
江口組は、土木工事を通じて道路や橋、河川や公園などを整備しています。
それは地域の暮らしを支える大切な仕事であり、誇りを持って取り組んでいます。
けれど、私たちが本当に大切にしているのは「工事そのもの」だけではありません。
工事の背景には、その地域で暮らす皆さんの生活があり、毎日を送るひとりひとりの人生があります。
だからこそ、江口組は「顔の見える関係」を築くことを大事にしています。
工事現場の中で汗を流すだけでなく、地域のお祭りに参加したり、清掃活動に一緒に取り組んだり、子どもたちを招いて見学会を開いたり。
そうした「日常の関わり」が、地域に安心感と信頼を育むのだと思います。
顔の見える関係が信頼を生む
たとえば、地域のお祭り。
工事現場で見かける作業服姿の社員が、まつりの手伝いに行ったり、後片付けに参加したり、そうした経験を通じて、「工事をしている人」から「顔なじみの〇〇さん」へと変わっていくんだと思います。
清掃活動も同じです。
道を掃きながら地域の方々と交わす「おはようございます」「ご苦労さまです」の一言。
それが積み重なれば、地域にとって江口組は“ただの工事会社”ではなく、“一緒にまちをきれいにしてくれる仲間”になります。
さらに、子どもたちの見学会では、「土木ってかっこいい!」「将来やってみたい!」と目を輝かせる姿に出会えます。
この瞬間こそ、私たちが地域に還元できる最大の財産だと感じます。
工事現場は危険と隣り合わせですが、工夫次第で「学びの場」にもなる。そんな経験が、次の世代に夢や誇りをつないでいくのです。
地域とともに育つ会社でありたい
工事をし、完成して引き渡して終わり。
そんな一方的な関係では、地域の未来を支えることはできません。
本当に大切なのは、人と人が笑顔で挨拶し合える関係性です。
たとえ小さな言葉のやり取りでも、そこに温かさと信頼が生まれます。
そして、その信頼があるからこそ、工事中の不便さを理解していただけたり、完成後の喜びを一緒に分かち合えたりするのだと思います。
江口組は「地域とともに育っていく会社」でありたいと願っています。
地域の声を聴き、共に汗をかき、共に笑う。
その積み重ねが、まちをよりよくし、人をつなぎ、未来を築いていく力になると信じています。
これからも、江口組は工事を通じてだけでなく、日々の暮らしや地域行事の中で「顔の見える関係」を育んでいきます。
地域の一員として、そして未来をともにつくる仲間として。
笑顔と挨拶から始まる関係を、何よりも大切にしていきたいと思います。