学生さんの一言から

「こんなに楽しそうな会社、初めて見ました」

これは、会社見学に来てくれた学生さんの口から出た言葉です。

正直に言うと、心の中で「よっしゃー」ってガッツポーズをしました。

なぜなら、この言葉は江口組がずっと大事にしてきた“会社の雰囲気”そのものを表してくれているからです。

私たちは建設・土木という、真剣さと安全意識が不可欠な仕事をしています。

現場では一つの判断ミスが大きな事故につながる可能性もあるため、集中力と責任感が求められます。

でも、その「真剣さ」と「厳しさ」を混同して、職場全体がピリピリとした空気になってしまうのは避けたいなと考えています。

そんな思いが、社長になってからずっとあります。

笑顔と真面目のバランス

江口組の現場では、ヘルメット越しに笑顔が飛び交います。

もちろん、作業中は安全第一。声の掛け合いも冗談半分ではなく、必要な情報を的確に伝えるためのものです。

でも、作業の合間やちょっとした移動中には「おつかれ!」「今日はいい天気やな」といった軽いやりとりが自然と生まれます。

この「オンとオフの切り替え」が、江口組らしさの一つです。

真剣な場面では全員が集中して同じ方向を向く。

一方で、緊張感が必要ない時にはしっかりと笑い合い、場の空気を柔らかくする。

これが、長く働き続けられる職場の秘訣だと考えています。

笑顔があるからこそ、真剣さが際立つ。

真面目にやるからこそ、笑顔が輝く。

このバランスは簡単なようでいて、意識しないとすぐに崩れてしまいます。だからこそ、日々のコミュニケーションや文化として大事にしています。

江口組らしさを未来へ

学生さんの「楽しそう」という一言は、私たちが無意識に積み重ねてきた文化の成果かもしれません。

それは、社内の雰囲気づくりや人間関係の築き方だけではなく、仕事そのものへの向き合い方にも通じています。

建設業界というと「厳しい」「怖い」「休みが少ない」など、ネガティブなイメージを持たれがちです。

だからこそ江口組は、そのイメージを変える存在でありたい。

現場に笑顔があふれ、互いに助け合い、時に冗談を交わしながらも、安全で高品質な仕事をやり遂げる。

そんな会社であり続けたい。

これからも、新しく仲間になる人たちに「この会社、なんだか楽しそうだな」と感じてもらえるように。

そして、働き始めた後も「やっぱりこの会社でよかった」と思ってもらえるように。

笑顔と真面目のバランスを守りながら、江口組らしさを次の世代へつなげていきます。

あの日の学生さんの言葉を胸に、私たちはこれからも前へ進みます。

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます!

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