あこがれの釜本邦茂さんとの“出会い”は本の中に

僕がサッカーを始めたのは、小学4年生のとき。

最初はボールを蹴るのが楽しくて夢中になっていました。

でも、試合に出るようになると、次第に「もっと強いキックがしたい」「遠くまでボールを飛ばしたい」と思うようになってきます。

そんな時、一冊の本に出会いました。

タイトルは忘れてしまいましたが、内容ははっきり覚えています。

著者は、日本代表通算最多得点記録保持者の釜本邦茂さん。

“伝説のストライカー”と呼ばれるその人が、少年時代にどんな練習をしていたかが書かれている本でした。

「これをやれば、僕も強く蹴れるようになるんじゃないか」

当時の僕はワクワクしながら、その本を何度も読み返しました。

書いてあることを信じて、毎日やってみた

釜本さんの本には、シンプルだけど地道な練習法がたくさん載っていました。

・浴槽の中で、キックの練習をする
・つま先だけでなく、しっかりインステップで打つ感覚を磨く
・石ころをコントロールよく蹴る
・とにかく「続けること」が大事

特に印象的だったのは、「小さな目標を毎日積み重ねることが大切」という一文。

それを信じて、小中学校の間、僕はひたすら練習を繰り返しました。

とくにキック力をつけるために、毎晩浴槽でキックの練習をしました。

お湯が少なくなって怒れることも・・・笑

でも、その結果どうなったか・・・

本当に、キック力がついたんです!

遠くまでボールが飛ぶようになったし、ミートの感覚も掴めてきた。

チームメイトに「シュート速っ!」と言われるのが、当時はちょっと嬉しかったですね(笑)

少年時代の実践が、今の自分にも生きている

もちろん、プロのサッカー選手になったわけでもないし、大人になった今は、土木の仕事に携わる毎日です。

でも、あの頃の「地道な積み重ねが力になる」という感覚は、間違いなく今の僕の土台になっていると感じています。

仕事でも、SNSでも、社員育成でも、「すぐに結果は出ないけど、続けていれば必ず力になる」

そう信じてやってこれたのは、少年時代の釜本さんの本がきっかけだったかもしれません。

今の時代、インスタントに成果を求めがちです。

でも、遠回りでもいい。地道でもいい。

本気でやってみる経験は、必ず自分の“礎”になる。

そう思えるのは、あの頃、本を読んで、信じて、行動して、実感できたからこそ。

「憧れの人の言葉を信じてやってみる」

これほど純粋なモチベーションって、実は大人になっても大事なんじゃないかと思います。

子どもたちが誰かに憧れて、まっすぐに真似をしてみる。

それを応援できる社会、職場、会社でありたいなと、改めて感じました。

釜本さん、あの本をありがとうございました!

あのときの教えは、今でも走り続ける僕の中にしっかりと生きています。

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます!

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