ふと時間ができた夕方、足が自然と向かった場所

仕事を終えて、会社を出ると、ちょうど夕日が沈みかけているところでした。

オレンジと藍色が混じり合う空。

「久しぶりに走ってみようかな」
今週は忙しく全く走ることができなかったので、そんな気持ちになったのは、本当に自然な流れでした。

家に帰り向かったのは、ホームコースの梯川沿いのランニングコース。

ちょうどぽっかりと空いた時間。
一週間の気持ちや頭の中をリセットするためにもランニングを楽しんできました。

変わらない景色と、変わっていく気持ち

走り始めてしばらくすると、風の匂いや草の揺れる音がじわじわと身体に染み込んできました。

夕方の梯川は、昼間の暑さが嘘のように風が吹き、ランニングにはいい気候。

川の流れ、沈む夕日、風の音。

そして、ジョギングする人、犬の散歩をする親子、部活帰りの高校生たち。

そんな景色の中を黙々と走っていました。

特別なことは何ひとつ起きていないけれど、距離を重ねるごとに、頭の中がじんわりと“整っていく感じ”がしていきます。

忙しい日々のなかで、頭でばかり考えてしまうこと。

社長という立場で、常に先のことを考え続ける習慣。

そのすべてが、この“走る時間”のなかで、少しずつほどけていくようでした。

今日という一日に“ありがとう”を伝えるラン

夕日が沈むころ、その景色に見とれながら、堤防沿いに座っていました。

「こんな時間、久しぶりだなぁ」

そう思いながらながら、心の奥がほっと緩むのを感じていました。

いろんなことがある毎日。
いい日もあれば、うまくいかない日もある。

でもこうして一日を終えられて、身体を動かせて、夕日を見ながら「今日もありがとう」と言える自分がいる。

それだけで、なんだかすごく満たされた気持ちになりました。

「明日もまた、頑張ろう」

そう思えるのは、こういう何気ない時間のおかげかもしれません。

ランニングって、ただの運動じゃないなって思います。

自分自身と向き合える、大切な“整える時間”だと、改めて感じました。

忙しいときほど、こういう時間を大切にしたい。

そしてまた、明日も感謝の気持ちを胸に、前へ進んでいこう。

小松の夕日、やっぱり最高でした。
また走りに行こうと思います。

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