サッカーに夢中だった、あの頃の話

今では土木会社の社長をしている私ですが、小学校から大学生まではサッカーにどっぷり浸かった日々を送っていました。

プレーするのも、観るのも、語るのも、すべてが楽しかったんです!

サッカーを通じて仲間ができ、日が暮れるまでボールを蹴り、キャプテン翼を真似してボールを蹴る。

そんな日常でした。

そのサッカー好きが高まりすぎて、大学の時にヨーロッパサッカー観戦ツアーへ行ってきました!

当時はインターネットもまだ今のように発達しておらず、生まれて初めての海外旅行は“冒険”みたいな感じでした。

それでもサッカーが観たくて、ヨーロッパへ!

大学の先輩の卒業旅行に着いて行ったんですが笑

プレミアリーグ、セリエA、チャンピオンズリーグと5日間で4試合を観る強行スケジュールでしたが、サッカー好きの僕にとってはまさに夢のような体験でした。

サッカーだけじゃない、街全体が熱狂していた

ヨーロッパのスタジアムで、目の前で見るプロの技術は圧巻でした。

テレビで観ていた選手が走り、ボールを蹴り、歓声に応える姿をこの目で観るというのは、本当に鳥肌が立つ瞬間でした。

でも、それ以上に感動したのが、スタジアムの雰囲気と、街全体の熱狂、それを取り巻く「文化」そのものでした。

試合の何時間も前から、街はすでにお祭りのようでした。

駅前のパブではユニフォームを着た人たちが飲み交わし、子どもたちはクラブの歌を口ずさみながら歩いている。

会場に向かう道中からすでに、「この街に住む人々にとってサッカーは“日常”であり“誇り”なのだ」と感じました。

そして、スタジアムに入れば、そこはまるで巨大な“劇場”です

歓声、チャント、立ち上がる人、泣く人、叫ぶ人。

サッカーが、その街の文化の中心にあることを全身で感じました。

当時はJリーグが発足し、しばらくたった頃であり、まだワールドカップへ出場する前だったように思います。

まだまだサッカーの盛り上がりが始まった頃の日本でした。

「あぁ、日本もいつか、こんなふうになればいいのに」

そう思いながら帰国し、日常に戻りました。

あれから20年、日本のスタジアムが変わってきた

あれからもう20年以上が経ちました。

昔みたいにサッカーをすることはなくなりましたが、サッカーへの情熱は変わっていません。

そして最近、ふと気づいたんです。

「今の日本、あの時のヨーロッパに近づいてきてるかもしれない」と。

特にJリーグのスタジアムを訪れると、それを強く感じます。

単に試合を観る“場所”ではなく、家族で楽しめる“場”になっている。

グルメ、イベント、応援グッズ、子ども向けの体験ブース…。

「観る」だけではなく「過ごす」「楽しむ」「応援を文化として共有する」場へと進化しています。

応援スタイルも個性的になり、クラブごとの文化や色がしっかり出てきた。

まさに20年前、ヨーロッパで感じた“街ぐるみの熱狂”が、少しずつ日本にも広がっているのを感じています。

これって、実はサッカーだけの話ではないと思うんです。

地域と文化、人とのつながりがあるから、応援も、まちも盛り上がる。

私たちが日々手がけるインフラやまちづくりも、同じように“人が集い、心が動く”場所づくりなんだと改めて思います。

5日間で4試合を観たあのヨーロッパツアーは、サッカー少年だった自分にとって、ただの観戦旅行ではなく、「文化と地域の力」を肌で感じた旅でした。

そして20年以上経った今、日本のスタジアムも、まちの景色も、確実に変わってきています。

これからも、サッカーが地域の誇りになり、まちを盛り上げる“エンジン”になっていってほしい。

また、まちづくりをしている江口組にとっても、まちを支える一員として、「応援される土木会社」でありたいと思っています。

またいつか、あの頃のように、スタジアムで心の底から熱くなりたい。

ヨーロッパへサッカーを見に行きたいと胸に秘めながら、まちへの想いを大切にがんばります!

 

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