社長として掲げた「和の力」と「輝く心」
江口組の社長に就任した時に、これまであった経営理念を見直しました。
新しくできた経営理念「和の力で輝く心がみんなの笑顔と有難うを創造する」
この経営理念を生み出すまでには、相当の時間と労力を要しました。
組織として何を大切にし、どんな未来を描くのかを熟慮し、さらに自分の心にも問いかけて得た答えが、この言葉に凝縮されています。
ここでいう“和”は、ただ争いがない状態を指すのではなく、互いの違いや個性を認め合い、心と心でつながる深い結びつきを意味します。
そしてその上に成り立つ「輝く心」こそが、江口組の社員一人ひとりが自分らしく活躍し輝き、みんなの「笑顔と有難う」を生み出す源泉になると考えたのです。
社員の個性が輝き、心と心がつながる組織へ
まず「和の力」とは、周囲と調和するだけでなく、本音で向き合い、相手を思いやり、助け合う関係性を育むことです。
表面的な協調ではなく、心の奥底で結び合うからこそ、組織としてのまとまりが生まれ、想定外の困難にも立ち向かえる強さを得られます。
さらに、その“和”の力を土台として生まれるのが「輝く心」です。
これには「前向きに仕事に取り組む姿勢」というだけでなく、「社員それぞれの個性を大事にし、一人ひとりが自己の強みを活かして輝いてほしい」という願いが込められています。
実際、組織内で個性を尊重し合うと、控えめな性格の人も、自分では気づかなかった才能を発揮しやすくなります。
上司や同僚がその良さを見出し、適切な役割やサポートを行えば、それぞれが仕事に対して主体的かつ明るい姿勢で取り組めるようになるのです。
そして、一人ひとりが輝く心を持てば、それがチーム全体のエネルギーとなり、「みんなの笑顔」と「ありがとう」が連鎖的に広がっていく。
これこそが私たち江口組の理想の姿なのです。
「みんなの笑顔と有難う」を創造する企業へ
この理念を日々の活動に落とし込むために、まずは社員同士が腹を割って話し合える環境を整えることが欠かせません。
ただ単に目立った成果を称えるのではなく、その人の個性を活かした小さな気づきや助け合いを積極的に評価する仕組みを取り入れることで、“和”の力と“輝く心”をさらに育んでいけると信じています。
江口組は、この「和の力で輝く心がみんなの笑顔と有難うを創造する」という経営理念を実践してこそ、社会に貢献できる企業になると考えています。
社員全員が心を通わせ、それぞれの個性を発揮する。
そんな未来をめざして、これからも一歩一歩、着実に歩みを進めていきます。
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