美食と文化の街、サンセバスチャン

スペインのバスク地方にあるサンセバスチャンは、ヨーロッパ有数の美食の街として知られています。

10月にこの街を訪れる機会があり、観光と食を楽しんできました!

到着してすぐに感じたのは、街全体に漂う活気と文化の豊かさ。

美しいビーチが広がり、歴史ある街並みの中に多くのバルが立ち並んでいます。

特にバル巡りは美味しくて楽しい時間を過ごすことができました。

小皿料理「ピンチョス」がバルのカウンターに並び、どれも見た目も味も素晴らしい。

生ハムや新鮮なシーフード、そして地元のワインを味わいながら、一緒に参加した皆さんとともにゆったりとした時間を楽しむことができました。

ワインと生ハムの組み合わせは絶品で、サンセバスチャンの食文化の奥深さを存分に味わうことができました。

また、バスクチーズケーキの発祥の店にも立ち寄り、濃厚なチーズケーキを楽しむことができたのも、非常に印象的でした。

サンセバスチャンの発展を支えるのは?

旅の中で、市の職員の方と話をする機会がありました。

市の方からは、観光だけでなく、街の発展に向けた取り組みについて多くの話を伺いました。

サンセバスチャンでは、食や文化を中心とした観光の振興に加え、再生可能エネルギーの活用、脱炭素化、そして学術会議の誘致など、街全体で持続可能な発展を目指しているとのことでした。

私はその話を聞いた上で、「街の発展の原動力は何ですか?」と質問しました。

「トップの力ですか?行政の力ですか?それとも一般市民の力ですか?」と尋ねました。

しかし、返ってきた答えは「みんながこの街を好きなんだ」というシンプルなものでした。具体的な答えではありませんでしたが、その言葉が実はこの街の本質を表していることに気づきました。

街を愛する心の重要性

「みんなこの街が好きなんだ」という言葉が、サンセバスチャンの発展を支える本質なのだろうなと感じました。

大企業の誘致やイベントの開催だけでなく、何よりも大切なのは、街を愛する市民の存在です。この愛が、街の発展や環境保全、観光の成功を支えているのだと感じました。

この気づきは、私自身にとって非常に大きなものでした。

最近、日本では地域や国を愛する心が薄れてきているように感じています。

サンセバスチャンの人々が自分の街を心から愛している姿を見て、地域愛や郷土愛の大切さを改めて考えさせられました。

そして、それはサンセバスチャンだけではなく今回訪れたドイツの街でも感じることができました。

地域や国を愛することが、どれほど大きな力となり、持続的な発展に繋がるのかを再認識しました。

サンセバスチャンでの経験を通じて、私も自分の地域や国をもっと愛し、その愛を行動に移していきたいと思います。

街を愛する心こそが、すべての中心であり、その気持ちを育むことが、地域や社会の未来を創るのだと強く感じることができました。

いい旅、いい機会を頂き本当にありがとうございました!

最後になりますが、この街が久保建英選手のホームチームであるレアル・ソシエダの本拠地であることも、大きな魅力でした!

試合は行われていませんでしたが、スタジアムを訪れ、ショップで久保選手のユニフォームを購入できたことは、サッカーファンとして非常に嬉しい出来事でした。

また行きたいですサンセバスチャン。

次はサッカー観戦だな笑。

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございました!

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