変わりゆく採用活動と江口組の挑戦

時代と共に、採用活動の手法も大きく変化してきました。

以前は就職情報サイトに頼り、多くの企業がそこで就活生と接点を持っていました。

しかし、数年前から、就活生が情報を得る主な手段が大きく変わり、スマートフォンやSNSを中心に情報収集をする時代になっています。
(高校生や大学生のスマホやSNSを利用状況を分析しました)

このような流れのなか、江口組では採用活動のやり方を大きく変えました。

江口組は、地域を超えた広がりを求めて、採用活動の中心をSNSに移行しました。

かつて江口組は、大手就職サイトを通じて採用活動を展開し、5年間で1000万円ちかくの費用を費やしていましたが、入社したのはわずか1名に留まりました。

背景には、土木系の学生が年々減少していることや、都市部の大手ゼネコンが地元の学生をほぼ根こそぎ採用している状況があったなと考えます。

こうした状況を受け、江口組は「今、学生たちがいる場所(SNS)」に目を向け、彼らと直接つながる手段としてSNSを採用活動を始める決断をしました。

SNSでの日常発信とその成果

SNSでの採用活動を始めた当初は、思うような成果が得られませんでした。

SNSでの取り組みは即効性が少なく、特にビジネス利用では結果が出るまで最低でも3~6ヶ月の期間を要します業種や業態、また目的や目標によってはさらに時間がかかることがあります。

しかし、江口組は焦ることなく、粘り強く発信を続けてきました。

SNSで伝えたのは、特別なイベントや大々的なキャンペーンではなく、現場や社内の日常風景、社員たちの働く姿、福利厚生など、ありのままの江口組の姿です。

こうした日常の発信を通じて、就活生にリアルで親しみやすい江口組の姿を感じてもらうことを目指しました。

その結果、SNSを通じて5年間で14人の新入社員を迎え入れることに成功しました。

以前は地元出身者が中心だった中で、愛知県からの入社者が現れたことも、SNSの力が地域を越えて広がっている証です。

さらに、若年層の求職者にとって、SNSで積極的に情報を発信している企業は「やる気がある」「信頼できる」という印象を持たれやすい一方で、情報発信がない企業には「何か隠しているのでは」という不信感を抱かれることもあると就活生から教わりました。

このように、情報発信の姿勢そのものが、企業の信頼度や親しみやすさにも繋がっているのです。

SNS採用のノウハウを共有する場へ

最近ですが、江口組のSNS採用の手法や情報発信のノウハウについて「学びたい」という声をいただいています。

多くの企業が業種を問わず苦労されているのだなと感じています。

このような反響を受けて、江口組ではSNS採用に関するノウハウや実際の効果的な発信方法を共有するセミナーの開催をしようかと検討しています。

採用活動は3月から始まります。それまでに効果が出るようにするには、年末にはこのセミナーを開催したいんと考えています。

年内にこのセミナーを開催することで、参加した皆さんが採用活動に向けて準備を整えることができればと考えています。

SNSを通じた採用は、即効性はなく時間を要するものの、地道に続けることで結果が生まれます。

SNSの力は無限であり、適切に活用すれば、地域を越えた広がりを持たせることができます。

この取り組みが、採用活動において悩む企業にとって新たな可能性を示し、未来に繋がる道となることを期待しています。

江口組の経験が少しでも参考となり、採用活動を悩んでいる皆さんの一助となったらいいなと願っています。

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます!

関連記事、人気記事はこちら!

自社の魅力を伝えるSNSビジネス活用セミナー初級編〜会社の魅力を最大限に引出すSNSの基礎を学ぼう〜

笑顔溢れる江口グループ内定式。今から4月が待ち遠しいです♪

原石を磨き、輝く未来へ ! 新たな仲間を迎えて

高校生の採用活動を終えて・・

土木のイメージアップ、採用活動にSNSは効果的です!!

江口組の採用についてもっと知りたい方へ

一緒に働いてみませんか?新卒・中途で募集中です。 詳しくはこちらを御覧ください!