クレド
クレドとは会社の価値観や理念、使命、行動指針などを明文化したもので、企業文化の根幹を成すものです。
江口グループにもクレドがあります。
２００８年に作成したクレド。
しかし、ここ数年は社内で活用することがありませんでした。
久しぶりに見てみると、とても大切なことが書かれています。これをこのまま眠らせていることは勿体無い。
江口グループクレド
江口グループのクレドは２０項目。以下のようなものです。
（建設とサービスの核心）
１．私たちは、建設もできるサービス業を目指しています。知恵を出し行動すれば、市場は無限に拡がります。
２．初めてのお客様には、まず、出会いに感謝し、行動にしてあらわします。そして、どんな仕事であっても、生涯お付き合いする方として応対します。
（顧客満足と生産性の両立）
３． 私たちは、お客様のご希望を充分に聴いて理解し、そして、最適な提案、サポートを行い、お客様の期待を超える「顧客感動」を提供します。
４．私たちは、仕事や作業にあたっては、「その目的」を常に意識します。そして、お客様と会社の両方の視点から、「費用」と「効果」を考えて行動します。
５．仕事や作業を始める際は、「お客様に感動して頂くには？」「少しでも効率的にやるには？」から考えます。
（クレーム応対の姿勢）
６．お客様からのクレームには、「謝るときが晴れ舞台」の心構えで対応します。ただし、クレーマーの不当な要求は丁重な姿勢でお断りします。
７．なぜクレームが起きたかを分析し、原因と対策をあきらかにし、二度と同じようなクレームが起こらないように、全社員が気づきをえます。
（社員としての姿勢）
８．私たちは、日常の挨拶をはじめとして、業務においては当たり前のことを当たり前に、必ずやります。（「凡事徹底」「規律」）。
９．私たちは何事も、「自分がやるのだ」という強い心構えで、明るく元気に仕事に取り組みます。
１０．失敗は、どんな場合でも自分が原因と受けとめ（「自責」）、自分にできることは何であったかを考えます。そして同じ失敗は繰り返さないための気づきをみつけ出すことで、自らが成長します。
（仕事をとおして成長）
１１．私たちは、自分の能力を超える仕事に積極的に挑戦します（「ストレッチ」）。そして上司は、部下の挑戦を支えます。
１２．私たちは、「できません」という言葉は使いません。必ず「できるとすると・・・」「できるようにするには・・・」と考えます。そして、不可能と思えることにも挑戦します。
１３．社内の業務や取り組みで、こうした方がよいと思うことがあれば、小さなことでも積極的に提案します。
（「改善提案」）
１４．問題が起きたときは成長するチャンスです。「なぜ起こったのか」「どうするか」を自ら考えます。そして、自らの解決策を必ず持って、上司に相談・確認し、即対応します。
１５．私たちは、会社の理念や方向性を深く理解し、自らの価値判断基準とし、それらに基づいて適切に判断し行動できる「自立できる社員」になります。（「自立」）
（社員間・家族間の感謝と信頼）
１６．私たちは、信頼を大切にし、周りの人からどんな支援を受けたときでも、必ず「ありがとう」と言葉に発して、感謝の気持ちをあらわします。
１７．お客様や協力会社・納入会社、地域社会をはじめとして、社外から頂いたお礼やおほめの言葉は、どの行動が良かったのかを分析したうえで、全社員で共有し今後に活かします。
１８．仕事に打ち込めるのは、家族の協力があってのことです。家族に感謝を行動であらわし、会社、家庭、個人の幸せを両立させます。
（組織のベクトルを合わせる）
１９．上司は「社長の語り部」として、経営目標を完全に理解し、部下に会社の経営理念や目標、クレドの内容を、分かりやすい言葉で繰り返し語ります。そして自らが率先垂範します。
２０．私たちは、「会社の夢」と「社員の夢」が一致する素晴らしい会社をつくりあげます。
クレドを経営に活かす
このクレドを改めて江口グループ社員の信条として経営に活かしていかそうと考えています。
作成されてから１５年以上が経っていますが、今の時代に読んでみても大切なことばかりが記されています。
しかし一部時代に合っていないことなどがあります。クレドを今の時代と照らし合わせながら、アップロードしながら活用していきます。
クレドの活かし方には、日々クレドと向き合いながら毎日一つずつ、各自の行動に照らして考え話し合おうと記してあります。
ちょうど１日１つ、１ヶ月で１週できるクレドです。自分の考えをまとめ、話すことでよりクレドが自分のものとなります。
そして行動することで、我々を高みへと導いてくれると考えています。
地域もお客様も、そして社員もみんなが幸せになるための基礎として大切にしていきたいなと思います。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます！