工事現場での仕事は、多くの新入社員が現場監督の下、見習いとしてスタートします。
初めての経験ばかりで、補助的な役割が多いかもしれませんが、新入社員が果たす非常に重要な仕事があります。それは「掃除」です。
掃除は「めんどくさい」とか「ただの雑用」という印象を持つ人もいるかもしれません。
私自身も、昔はそのように感じたことがあります。
しかし、掃除は雑用ではなく、とても大切な業務です。心を込めて取り組むことで、品質の高い仕事になります。
工事現場で掃除が不十分な場合、砂ほこりが舞い上がり近所の方々に迷惑をかけることになります。
既に工事の騒音などでご迷惑をおかけしている状況で、さらなるトラブルを引き起こすわけにはいきません。
そして、泥や砂を付けたダンプトラックが公道を走ることは、街全体を汚す原因となります。
掃除の重要性は、品質や安全性の向上にも繋がります。
整理整頓された現場は、作業がしやすく、より質の高い工事が行えるだけでなく、安全で事故のリスクも低減します。
掃除は、工事現場だけでなく、あらゆる職場においても大切な仕事です。雑な仕事は存在しない。どの仕事も誰かの役に立っている大切なものです。それぞれの仕事に対して、前向きに、心を込めて取り組むことが大切です。