2024採用活動のことを考えるのと同時に2023入社の新入社員の研修も考えています。

若い子たちへということは同じだけど内容が全く違います。でも僕はどっちも大事だと思います。

人が足りないし採用も大事だけど、入社しそれで終わりじゃない。一人前に育てる教育も大切ってことです!

 採用も大事だけど一人前に育てる教育が大切!

3月1日から始まった就職活動ですが、建設業の求人倍率がなんと20倍なんだそうです。20倍とういうとどういう数字かと言うと、建設業で一人働きたいっていう人がいると建設会社20社が競争しその一人を取り合っているっていう状況です。

いつも人手不足の建設業だなと感じていましたが、さらにその数字を聞いて厳しさを痛感しました。

これだけ厳しい数字、採用活動なのですが毎年新入社員が2人3人と入社してくれ、そして今年の4月にも新しい仲間が3人江口グループに加わります。

とても有難いことです。

大変な採用活動で苦労していますが、新入社員の入社が決まり「やった!」と嬉しくなります。それだけ頑張ったんだから当たり前です。

でも内定を出して入社したのがゴールじゃないと僕は思います。

やはり新入社員たちが一人前となって活躍することが大事だなと思います。そのために一人前に育てるための教育が大事になってきます。

僕は新入社員を育てるには愛が必要だと思っています。

くさい言い方かもしれませんが、愛情を持って育てることこれが大事です。

でも若い子を育てるのは大変だという声がいろんな所から聞こえます。

それは社内や社外いろんな所からです。正直自分も「どうしたらいいのかな〜」って悩むことがあります。

自分達が教えられた方法が通じませんから・・・

Z世代・さとり世代の上司になったら読む本

先日こういう本を読みました。「Z 世代さとり世代の上司になったら読む本」という本です。

Z 世代って言うと最近入社した新入社員はもちろん、これから入社してくる子たちもZ世代です。

この本を読むと企業にはいろんな世代がいるとのこと。団塊世代、新人類世代、バブル世代。僕たちの世代は就職氷河期世代に当てはまりました。そしてZ世代です。

それぞれの時代に、いろんな社会情勢や環境があり、それぞれの価値観や考え方が違うのが当たり前です。

だからいつの時代も「最近の若者は」という声があるのは当たり前なのかなって思います。

それぞれ育ってきた環境が違うんだから仕方がない。

でも同じ会社で働いていると「仕方がない」の一言で済まされない場合が多々あります。

もちろん我が社の中でも「最近の若いものは」っていつの時代も言われています。今もきっとそうでしょう(笑)

この本はそんな風に若手との世代間ギャップに悩んでいる人、困っている人にはぜひ読んで欲しい本です。

この本の最初にこんなことが書かれています。「どうすれば世代間ギャップを縮めることができるのでしょうか?答えは一つ私たちが『変わる』ことです」

この本の著者竹内義晴さんは50歳ぐらいで、僕たちの年代の人なんです。

要するに若い人たちが変わるんじゃなくて先輩上司が変わらなくちゃいけないということをこの本に書いてありました。

最初は「そうなん?」って疑問にも思ったんですが、いろいろと読み進めているとそうだなって納得することができました。

極端な言い方をすると上司や先輩は古い考え方や価値観、そして逆に若い社員は新しい考え方や価値観だと思います。

さて、ここ数年の環境や社会情勢を見ているといろんなことが大きく変わり、新しいやり方や価値観が生まれてきているのが今の時代です。

それではこの時代を生き抜くために、古い考え方と新しい考え方、どちらが大事なのかというと僕は新しい考え方が大事だと思うんです。

古い考えよりも新しい考え方を取り入れ変化し進化しないと未来がないと思います。

だからこそ、若い子たちに古いやり方や考え方を押し付けるのではなく、上の世代が新しい価値観を取り入れることでより広い視野を持つことができると思うし、古い考え方も持ち新しい考え方と両方を持っていた方が強いんじゃないかなという風にも思います。

そしてお客様の価値観もどんどん変わってきています。

そんな中で若い人がどうのこうのとか言っている場合じゃない時代がもうすぐそこまで来ているような気もします。

だから上司や先輩たちにはいろんなことを勉強し考えて、そして若い人たちの声をよく聞くことで、お客さまへの対応もよりよくなるのではないかと思います。

お互いを理解するコミュニケーションが大切です

しかし、若いみんなにも伝えたいことがあります。

「上司や先輩が変わればいいとだけ思っていてはいけません」ってことです。

一番大切なことはお互いを理解すること!!

今、会社があるのは上の人達がいろんな時代を生き抜いてきたからこそです。

僕の若い時は、すぐ上司に怒鳴られるし理不尽なこともいっぱいありました。でもそういう時代でした。

そして僕より上の世代の人たちはもっと色々なことがあったと思います。

でもその時代はそうじゃないと仕事ができなかったし、生き抜いてこられなかった時代でもあったんだと思います。

若いみんなに同じことをしなさいって言うことではありません。

そんな時代があったからこそ今があるし、そういう時代のことをしっかりと感謝しなくては、今そして未来に向かって進むことができないと思います。

だからこそお互いに是非理解することを忘れないで欲しいなという風に思います。

そしていつの時代も教育には大切な言葉だなって思う言葉があるのです。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

太平洋戦争の日本軍連合艦隊司令長官の山本五十六さんの言葉です。

まずは上の人がやって見せて、ちゃんと説明して理解してもらう。そして下の者に実践させてみる。最後にその行為をしっかりと褒めてやらないと人は動きませんってことです。

動かないってことは成長しないってことだと思うし、人の教育にも大切な言葉だなと思います。

ずっと前からは人を教える時に褒めなくちゃいけないって言われています。しかしこの山本五十六さんの話は70年前80年前の話です。

その当時から人を褒めるってことは非常に大事なことなんだと分かる言葉です。

だから今に始まったことではなく、いつの時代も人を褒めること、そして感謝することって大切なことですし、人を教育するためにも大事なことなんじゃないかと思います。

そしてまたダメな時はダメという風に叱ること、間違っていたら厳しく始動することも大事です。

だから褒めること叱ることなどメリハリをつけてバランスを取ること大事ですね。

これだけ色々教育について書きましたが、バランスをとること難しいです・・・笑

でもやらなくちゃいけない。難しいからこそ、みんなで悩み、相談しながら進んでいけばいいと思います。

結局大事なことは人と人とのつながり、コミュニケーションです。

若い子が育つ環境を江口グループでもしっかりと作り、若い社員たちが一人前になることを楽しみにしています!

 

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