おつカレーさまです!

このたび全国建設業協会の広報誌「全建ジャーナル」に土木広報をテーマ記事を書かせて頂きました!

かなり土木広報について熱く書いた記事になりました。

多くの人に土木広報、そして土木の役割や使命、また江口組の取り組みを知ってもらいないなと思うのでブログで紹介したいと思います。

だいぶ文章量が多いので何回かに分けて発信します。

今日は2回目です。よろしくお願いします!

1回目の記事はこちらから!

全建ジャーナルvol.1「広報活動を行う必要がなかった土木の世界」

土木の仕事は人の役に立つ仕事

私は土木の仕事は人の役に立つ仕事、誇りに思える仕事だという想いを持っている。

「みんなの役に立つ仕事がしたい、街の発展に貢献したい」とこの仕事を選んだ。

それゆえ「土木に未来があるの?」という言葉は私に大きなショックを与えた。これでは土木の将来が危ういのではないかと思い、土木の素晴らしさを多くの人たちに伝えなければならないと決心した。

さて建設業界では、企業のイメージアップということで清掃活動などボランティア活動をする企業が多かった。

清掃活動はもちろん自分たちが仕事をし、お世話になっている地域への恩返しの気持ちを込めて大事なことだと思うが、同じボランティア活動ばかりでは、大きなイメージアップに繋がることは難しく、インパクトを与える広報活動としては物足りないものだと思う。

そこで江口組では、ここ数年SNSや動画を駆使し土木の魅力を発信し、多くの人とつながりを持つようになり、感謝や激励の言葉がたくさん届くようになった。

このように嬉しい言葉をたくさん頂けるようになったのは、SNSを使い土木の魅力を伝える土木広報に力を入れたからだ。

エクスマに出合い「感謝と激励の言葉」を頂いた江口組の広報活動

SNSを使い土木の魅力を発信し始めたきっかけは「エクスペリエンスマーケティング」に出合ったからだ。

エクスペリエンスマーケティングとは、マーケティングコンサルタントの藤村正宏先生が考え出した「モノ」ではなく「体験」を売る視点のマーケティング手法のことであり、通称「エクスマ」と呼ばれている。(詳しくは藤村先生のブログをご覧頂きたい)

このエクスマを学んだことから、弊社の広報活動が始まった。

藤村先生は「どんないい仕事、いい商品であっても、知ってもらえなければ存在しないのと一緒だ」と教えてくれた。

土木は人の役に立つ素晴らしい仕事をしているのにもかかわらず、悪いイメージばかりが先行し、土木の必要性、大切さを知ってもらえていなかった。

そして「公共工事は無駄」と言う風潮が広がり事業予算が減少した。

また将来この業界で働きたいという若者が減少し担い手確保の課題が浮き彫りとなっていた。

これでは土木の存在、そして未来が危ないと感じ、多くの人に土木の魅力を伝えなくてはいけないという使命感が芽生え、SNSと動画を駆使し土木広報に取り組むことにした。

土木の魅力を伝える江口組のSNS発信が始まった

(株)江口組ではFacebook、Twitter、Instagram、そしてブログを通じて発信を続けている。

発信する内容は、地域の皆さんや就職活動をする大学生と高校生に向け、自分たちの行っている工事が何のために行われ、地域にどのように役立っているかということ。

現場で働く社員の輝いている姿、そして作業中に垣間見える笑顔である。

どのように3Kのイメージを払拭できるかと工夫し、楽しい雰囲気の発信を心がけた。

発信を続けていると、地域の見知らぬ人からコメントがくるようになった。

これまで地域の方から届く声は「現場の音がうるさい」等というクレームが多かったが、SNSに届く声は「工事現場のことを知ることができました!頑張ってください」「地域のために大切な仕事なのですね。有り難う!」という激励や感謝の言葉だった。

これまでこのような言葉を直接頂いたことがなかったので、とてもありがたくうれしい気持ちになった。

そして激励や感謝の声と反比例し、現場へのクレームが少なくなったと思う。

クレームが起きる原因は「現場のことを知らない」ことが原因だと思う。

知らないから不信感がつのり、それがクレームとなってしまうのではないだろうか。

だから現場のことを発信し、現場を知ってもらうことで、クレームが減ったのだと思う。

また、SNSの発信により多くの人から現場を見られる機会が増え、社員一人一人が「工事現場をキレイにしよう」「現場のイメージアップを心がけよう」と工夫し、清掃活動に取り組み、お手製ののぼりや垂れ幕を設置したりし、工事現場の情報発信を社員みんなで取り組むようになった。

 

続きはまた今度です!

今日もブログを読んでいただきありがとうございました!

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