おつカレーさまです!
今日は仕事始め。
会社のみんなで菟橋神社での初詣、そして新年式を行いました。
新年式では毎年社長の挨拶があります。
新年一発目の大切なあいさつだと自分で思うので、自分の備忘録も含めて今日のブログで紹介します
江口グループ代表2022年新年あいさつ。
あけましておめでとうございます
昨年は江口組にとって創業100年という節目の年でした。
これまで歴史を積み重ねてきた先達に感謝し、2022年は新しい1年の一歩を踏み出していきたいと思います。
また、昨年は笑顔感謝創造計画発表会の時に5年後に石川県一の土木の会社になろう、ファンに応援してもらえる企業になろう、そして10年後に100人企業になろうという夢を掲げました。
去年は夢を掲げ、みんなには”こうなろう”と言うメッセージを伝えさせてもらうことが中心でした。
しかし今年からはこの夢を形にするにはどうしたらいいのかを具体的に計画を立て実行していく1年にしていきたい、そう考えています。
そのために今期の笑顔感謝創造計画書を一部見直したり、追記したりしました。
少し進むべき方向性を修正したこと、また新たにやることを今月の全体集会で具体的にみんなにお伝えしたいと思います。
渋沢栄一の合本主義でみんながよくなる社会に!!
さて、昨年の大河ドラマは日本主義の父と言われた渋沢栄一の青天を衝けでした。
初回から最終回まで、波瀾万丈の人生、そして経済人としてのモノの考え方がとてもよかったなって思います。
その中でも栄一の「合本主義」「論語と算盤」の考え方が好きだなって思ったし、今年はこれをテーマにやりたいなって思います。
合本主義。
「公益を追求するという使命や目的を達成するのに最も適した人材と資本を集め、事業を推進させるという考え方」であると栄一は言っています。
資本主義が世界的に広まり出した時代に合本主義という考え方を打ち出した栄一です。
合本主義は資本主義と違い公益という言葉が入ります。
合本主義も資本主義と同じで資本や労働力、市場を必要としますが、大きく違うことがあります。
それは原動力がお金を儲けたいという気持ちか、お金を儲け国や社会が豊かになるという気持ちかこの2つが大きく違うことです。
SDGsが言われている今の時代にはこの後者の考え方が合っていると思うし、自分もこの合本主義の考え方が好きです。
だから2022年は会社をよくしたい、社員のみんなが幸せになって欲しいとい気持ちはもちろん、その結果が地域や社会がよくなっていて欲しい。
この気持ちを大切に励みたいと思います。
相反するもの、矛盾するものをバランスよく持つ
そして、渋沢栄一の著書でもある「論語と算盤」
もしかしたらドラマの中では論語と算盤についてあまり語られていなかったかもしれませんが、この本を読み渋沢栄一に共感しまくりでした!
「論語と算盤」にはこのようなことが書かれています。
「“論語”と“算盤”は、両極端にかけ離れていると思われる2つの要素だが、とても密接しているものだ」と。このように渋沢栄一は、これら両方がないと経営は成り立たないと強調している。
だから、このかけ離れたものを持つバランス感覚が大切になるんだと思います。
江口グループにおいて、論語とは経営理念、そして算盤とは利益のことです。
利益(金)がないと企業は生きていけません。
企業にとって利益は血液です。
血液を大いに動かして、体という組織を大いに活性化する必要があります。
でも利益ばかり優先してはいけないし、利益を生むことが目的となってはいけません。
利益はお客様に喜んで頂いた結果ついてくるものです。利益を求めるよりも、まずお客様が笑顔になる仕事をし、「ありがとう」という感謝の言葉を頂くことが大切です。
「和の力で輝く心がみんなの笑顔と有難うを創造する」
これが江口組の経営理念です。
もし「理念と利益どっちが大切ですか?」という質問をされたら、迷いなくこう答えます。
「どっちも大切だ」と。
「矛盾しているのではないか?」「両方は難しい」という人がいるかもしれませんが、これからの時代は矛盾するもの、相反するものを両方持ち、そのバランス感覚がとても大切になるんだと思います。
だから論語と算盤なんです。
相反するものをバランスよく持ったものが、強風が吹き荒れ、大きな変化が起きる今の時代を生き抜き、大きく飛躍していくのじゃないかと思います。
また建設DXやICTなど、業務の効率化が進み数年前と比べ大きく仕事のやり方が様変わりしました。
この流れは今年もこれまで以上に進化すると思われるし、江口グループもどんどんと業務の効率化を進めていきます。
これまでは現場の取り組みが多かったけど、今年からは総務を始め内の改善を進めたい。
制度なども見直す必要があると感じています。
みんなも不便に感じてることもあると思う。
どうやって働きやすくなるか、みんなの知恵を出し合い工夫することで変えていくしかないと思ってます。
不満もあると思う。
でも不満を言ってるばかりじゃ何も変わりません。じゃあ働きやすくするにはどうするか?
みんなの知恵と工夫が必要です。
誰もが働きたくなる企業目指して共に頑張りましょう!
そしてどれだけ効率がよくなっても人とのご縁、関係性は商売で一番大切なこと。
これを忘れちゃいけません。
そのためにどれだけ便利になっても人間臭さを忘れてはいけません。
人間同士の付き合い。
人間臭さはいつの時代も大切なこと。
建設DXと人間臭さ
理念と利益
論語と算盤
このように相反するものをバランスよく持つことが大切な時代になりました。
バランス感覚を持って2022年進みたいと思います。
今年も和の力で頑張りましょう!!
以上が2022年念頭の社員みんなに向けての挨拶を紹介させて頂きました。
今年も江口組、クリエイション江口をよろしくお願いします。
関連記事、人気記事はこちら!
2022年は皆んなのためにバランス感覚をしっかりと持って!!