おつカレー様です。
新型コロナウイルスの影響で、どこもかしこも暗いニュースばかり・・・
飲食店やホテル、旅館などをはじめ多くの産業で経営が苦しくなっているようです。
おかげさまで工事現場の仕事は、今のところ大きな影響がなく仕事できています。
仕事ができることに感謝しています。
コロナウイルスの感染者が出ないようにと、感染予防と免疫力が低下しないようにと声かけをしています。
でも、万が一の時にどうするかってことも考えてもいます。
不況に克つ12の知恵
ついこないだ1冊の本を読みました。
松下幸之助の「不況に克つ12の知恵」
経営の神様と言われる松下幸之助。
僕は松下幸之助の経営者としての考え方がとても大好きです。
松下幸之助記念館は2回行ったし、去年は江口組の社員旅行でみんなして行きました。
この本はリーマンショックの頃に出版された本です。
10年前の本だけど、その時の状況のように、もしくはそれ以上の状況に陥る可能性もある今です。
それに克つための知恵が詰まっている本です。
いつの時代も本質は変わらない。
100年に1度の不況といわれたリーマンショックで世界中が大変なことになりました。
多くの人が不安を感じていました。
そして今も同じような状況が迫ってきています。
リーマン以上だと言う人もいます。
その時に数々の不況、修羅場をくぐり抜けた松下幸之助の言葉が響くし、どう行動したらいいのか、不況に克つ知恵となります。
この本の書かれている言葉は今から40年、もしくはそれ以上の昔の時代の言葉です。
中には松下幸之助が生きた時代は古いから、今の状況と違うから参考にならないと言う人もいます。
でも、僕は同じだと思います。
社会情勢や人の価値観が昔とは大きく変わっているから、やり方、方法は間違いなく違うと思います。
でも、本質は松下幸之助の時代も、そして今も変わらないと思います。
松下幸之助と同じことをやるのではなく、本質を理解し、今の時代に合わせ、また自分に置き換えて考え行動できるかが大事です。
その知恵がこの本には書かれています。
松下幸之助の知恵
いくつかご紹介したいと思います。たくさん響いた言葉があります。その中で3つご紹介します。
きっと僕と同じ経営者はこの知恵を欲しい人がたくさんいるのではないかと思います。
- 志を崩さないことだと思います。(中略)困難に遭っても志を変えず、ますます勇往邁進いたしまして、その困難を打開していこうという熱意をもったときには、そこからまたすばらしい知恵才覚というものが生まれる
- 世間がいかに不景気であろうと、いかに経済が困難であろうと、やるべき仕事は無限と申していいほどあると私は思うんです。(中略)不景気であれば考える余地があるし、また考えねばならないということになりますから、無限というほど新しい仕事、新しい方策、そういうものが考えれる。そしてそれに取り組んでいかなければならない、ということになろうかと思うんです。
- お店の改革も、その他の改革もやることを発意されたならば、それは、たやすくできると私は思うんであります。
(PHP総合研究所 松下幸之助著 不況に克つ12の知恵)
志を崩さない。新しいことが無限と考えられる。改革のチャンス。
これだなって思いました。
ピンチです。これからの状況はピンチはチャンスって言ってられないくらいのピンチはピンチの状況になるかもしれないと言う人がいました。
ニュースを見ているとそうなる可能性も否定できないなって感じます。
でも、ピンチはピンチの大ピンチでも、何かあるはずです。
そのために志を崩さずに、考え考えて新しいことを生み出し、改革のチャンスだと思います。
何か新しいことが生まれるかもしれません。
大変になるけど、そんなふうに考えると楽しくもなります。
ワクワクさせてもらった本でした。
ありがとうございます。