お散歩の途中で聞こえた「わぁ、すごい!」

ある日の午前中。
工事現場の近くをお散歩していた保育園の子どもたちが、先生に連れられて見学に来てくれました。

ヘルメットをかぶった職員や動いている重機を見て、子どもたちは大興奮。
「わぁー、あれなに?」「すごい!」「のりたーい!」と、元気いっぱいの声が響きました。

普段は通りすがるだけの現場が、子どもたちにとってはまるで“ヒーローショー”のよう。
その瞳の輝きに、こちらまで笑顔になります。

工事現場という場所は、どうしても「危ない」「近づけない」というイメージを持たれがちですが、
こうして地域の子どもたちが安心して見学に来てくれるのは、何よりうれしいことです。

重機に夢中な瞳と、抱っこで見せた“未来の景色”

「乗ってみたい!」という声があちこちから上がり、
橋の上の欄干から一生懸命のぞこうとする子もいました。

でも、背の高さが足りずに見えない子もいて、
私たちは思わず一人ひとりを抱っこしてあげました。

その瞬間、子どもたちの表情が一気に変わりました。
目をまんまるにして、重機が動くたびに「おぉー!」と声を上げる。
その笑顔を見た瞬間、こちらまで心が温かくなりました。

私たちの仕事は、道路や橋、護岸などの「まちの土台」をつくる仕事。
普段は完成してからしか見てもらえませんが、
こうして“つくっている途中”を見てもらえる機会は、とても貴重です。

何よりも嬉しかったのは、
子どもたちが帰り際に「また見にきていい?」「お兄さん、がんばってね!」と
小さな声で応援してくれたこと。

私たちが毎日取り組む仕事が、
地域の人たちの“身近な安心”につながっている。

そのことを改めて実感できる時間でした。

つながりがつくる、安全で温かい現場

江口組が大切にしているのは、「地域とのつながり」です。

現場はただの“工事をする場所”ではなく、
地域の方々と顔を合わせ、信頼を育む“出会いの場”でもあります。

工事の音や通行規制など、ご不便をおかけすることもあります。

だからこそ、日々のコミュニケーションを欠かさず、
少しでも地域の皆さんに安心していただけるよう努めています。

今回の保育園の子どもたちの見学も、そんな“つながり”の一つ。
私たちにとっては、安全意識をより高めるきっかけにもなりました。

見られる現場は、引き締まる現場。
子どもたちの笑顔を思い出すだけで、「今日も安全第一でいこう」と自然に思えるのです。

これからも、地域に根ざした企業として、
「安全で誠実な工事」「心を込めた仕事」を続けていきます。

そして何よりも、
未来のちびっこ現場監督たちが「土木ってかっこいい!」と思ってくれるような
現場をつくり続けたい。

地域の笑顔が、私たちのエネルギーです。
これからも江口組は、“まちと心をつなぐ現場”を目指して、歩み続けます。

 

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