派手さはないけれど、なくてはならない仕事
「江口組って、何の会社ですか?」と聞かれることがあります。
建設会社、土木業、インフラ整備。そんなふうに答えることもありますが、私はこうも言います。
「見えないところで力を発揮し、地域のみなさんを支えている会社です」
道路を歩いていても、建物の中にいても、私たちの仕事は直接“見える”ものではないかもしれません。
でもその下に、裏に、支える構造にこそ、江口組の仕事が存在しています。
派手さや目立つ演出はありません。
テレビに出ることも、賞をもらうことも、あまりありません。
それでも、私たちの仕事は暮らしを支える“土台”をつくっていると胸を張って言えます。
土木がつくるのは、“見えない安心”
江口組が手がけているのは、下水道工事、河川改修、橋の橋台など、どれも“地面の下”や“構造の内側”にある仕事です。
下水道工事は、雨が降っても街が浸水しないための排水機能を整えます。
河川工事では、洪水や氾濫を防ぎ、地域の安心を守る。
橋台工事では、大きな橋が安全に架かるための“土台”を築きます。
どの仕事も、完成したときには見えなくなってしまうものばかりです。
でもそれがあるからこそ、安心して暮らせる。
“見えないけれど確かに存在する安心”をつくるのが、私たちの使命です。
たとえば、大雨のとき。
ニュースで「〇〇地域が冠水」と流れているのを見るたびに、私は思います。
「私たちの整備した地域では、ちゃんと水が流れてくれているかな?」と。
実際に、ある地域では江口組が施工した排水路がしっかり機能し、被害を防げたという報告もあります。
そのとき、「やってよかった」「あの時の苦労が報われた」と思えるんです。
縁の下の力持ちに、誇りを持って働く
私は、こういう“見えない仕事”こそ、もっと多くの人に知ってほしい、誇ってほしいと思っています。
江口組の社員たちは、暑い日も寒い日も、泥だらけになりながら、誰かの暮らしを支えるために働いています。
現場で働く姿は、まさに“縁の下の力持ち”。
誰に見られていなくても、目立たなくても、「やるべきことを、きちんとやる」。
それが江口組の誇りです。
最近では、SNSを通じて、こうした“地味だけど大切な仕事”を少しずつ発信するようになりました。
「見えないからこそ、伝える」。
それが、これからの建設会社に必要な姿勢だと思っています。
この仕事に向き合いながら、若い人たちにも伝えていきたいのは、“かっこいい”は派手さじゃない。
支える力にこそ、本物のかっこよさがあるということです。
江口組の仕事は、“見えないところ”で力を発揮しています。
地面の下、建物の奥、川の流れの先に、私たちのつくった“安心”が、静かに、確かに、地域を支えています。
これからも江口組は、「見えない仕事」に誇りを持ち、まちの土台を築き続けていきます。
そしてその姿を、言葉や発信でも伝えていくことで、この仕事の価値や魅力を、もっと多くの人に知ってもらいたいと願っています。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!
関連記事、人気記事はこちら!
ワカ再登場!東京からの挑戦者vs CHIKACO姉さん、土木漢字バトル
道があるのは当たり前…じゃない?“当たり前”を守る土木の仕事