小松運動公園末広野球場改修工事(グラウンド)(余裕期間対象工事)
工事名 | 小松運動公園末広野球場改修工事(グラウンド)(余裕期間対象工事) |
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発注者 | 小松市都市創造部建築住宅課 |
完成 | 2025年3月 |
工事場所 | 小松市末広町地内 |
工事担当者 | 北川 和也 |
工事内容 | ・内野グラウンド整備工 A=3,100㎡ ・外周整備工 A=1,090㎡ ・芝生補修工 A=310㎡ ・緩衝材貼替 A=520㎡ ・SD扉取替工 4ヶ所 ・SD扉修繕工 8ヶ所 ・散水栓取替工 1ヶ所 ・散水栓蓋取替工 11ヶ所 ・ガラスフィルム貼工 22.0㎡ |
コメント | 今回の工事は、弁慶スタジアム(グラウンド)の改修工事である。グラウンドの表面は、厚さ15㎝の黒土が敷いてあり、今回は1/3の5㎝を新しい黒土(鹿児島産)と入れ替えた。また、その下に厚さ15㎝の火山砂利が敷いてあり、15㎝すべて新しい火山砂利(鹿児島産)と入れ替えた。以前より、『グラウンドの排水が悪い』と言われており、今回はグラウンドの排水機能を改善するために黒土、火山砂利の入替えを行い、勾配の修正を行った。また、内野と外野の境の芝生が成長のため盛り上がっていて、表面排水の妨げ、プレーに支障をきたしていたため、その部分の芝の貼り替えも行った。外野フェンスの緩衝材も経年劣化で固く、もろくなっており、緩衝材としての機能を失っていたため、今回すべて張り替えた。気温がある程度高く、晴れの日でないと施工ができなかったため、工事としては3月に完成させることはできたが、完成した時点では、まだプレー、使用するにはほど遠いグラウンドコンディションであった。4月、5月と気温が上がり、晴れの日が続き、2ヶ月かけてやっと黒土が乾燥し、グラウンド状態が良くなった。最終メンテナンスとして5月末に黒土を補充し、グラウンド勾配を修正して、やっと完成したという実感が持てた。今回のスポーツ施設の工事を通して、たとえ図面通りに完成させたとしても、最終的には施設を使用、管理する人たちに満足、納得してもらえなければ意味がないということを感じた。 |