皆さんこんにちは。
総務部のむらきです。
去年購入した車用のサンシェイド、
一回り大きいサイズを選んでしまい、今年も折り曲げて使用しています。
恰好が付きませんがまぁいいか精神で。
コンクリート打設後…
少し前に工事部の方がコンクリート打設で大切なことを
説明してくださっていたのでブログで紹介しようと思います!
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【令和3年度 防災林造成事業 安宅地区 海岸工事その2】
先日、現場では散水養生(コンクリート表面に水を撒くこと)を行いました。
コンクリート打設後は水和反応に伴い、
水は生成物(酵素反応の結果できる物質)の体積が
もとの水とセメントの体積より10~13%減少します。
ですが外観上はそれほど縮んだようには見えません。
これは縮んだ部分が空隙しとして
水和生成物(水和反応によって新たに折出した物質)が存在するからです。
この空隙に水分が供給されればセメントの成分がこの水中に溶け出して行って
水和生成物をこの空隙内に作ることになるので緻密となり強度も増大します。
水を供給しないでしないと空隙のまま残り、水和反応が持続しなくなり、
自由水が不連続となるため、残留している水分の部分に毛細管張力によって発生して
自己収縮を生じることとなります。
従ってコンクリート打設後は十分に水を供給して湿潤養生をすることが不可欠なんです。
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皆さんは知っていましたか?
結論からすると、コンクリート打設後に行う「散水養生」という過程は
コンクリートの強度を上げる(頑丈にする)ためにはとても大切なこと!ということですね。
打設後に出来てしまった隙間を、コンクリート成分で埋めていくために「水」が必要なんです。
自分なりに解釈をすることが出来ましたが、
初めは読んでいても結構難しくて理解するのに時間がかかりました(笑)
写真のようにテトラポットに水をかけているところはよく見たことがありましたが
天気が良く、テトラポットが熱くなりすぎないようにかけているだけかと思っていました(^^;)
お恥ずかしいです。
私も皆さんと一緒に学ぶことが出来ました!
今日のブログはここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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